胡蝶蘭を長持ちさせる方法は水やりと置き場所がポイント


自分のために胡蝶蘭を買うことは少ないですが、それこそ結婚記念日など
お祝い事のプレゼントして送ったり貰ったりすることはありますよね。

そもそも胡蝶蘭は寿命が長いお花なので、
特にお手入れに気を付けなくてもある程度長く楽しむことができます。

でもちゃんとしたお手入れをしてあげることで、
胡蝶蘭をより長くキレイな状態を保つことができるんです。

そこで胡蝶蘭を長持ちさせる方法などについて詳しく見ていきますね。

胡蝶蘭を長持ちさせる方法

プレゼントなどで頂いた胡蝶蘭を長持ちさせるポイントは
・水やり
・置き場所
・植え替え
の3つです。

お花を長持ちさせるには総じて水やりが重要で、
一般的には毎日欠かさずたっぷりとお水をあげた方が良かったりします。

ところが胡蝶蘭はお水が多すぎるとすぐにダメになっちゃうので、
一般的なお花とは違って水やりの頻度は少なくても大丈夫です。

また胡蝶蘭は熱帯雨林地域が原産なので寒さと乾燥に弱いですから、
暖かくて適度に湿気のある場所に置いてあげることで長持ちしますよ。

それから鉢植えの胡蝶蘭はお花が枯れたらそれでお終いってわけじゃなくて、
適度に上かをしてあげることで何度でもキレイなお花を咲かせてくれるんですね。

胡蝶蘭を長持ちさせる水やり

胡蝶蘭を長持ちさせるには、コップ1杯程度の量(約200ml)のお水を
1週間から10日に1回あげるだけで良いんです。

胡蝶蘭は他の樹木に根を絡ませて生長する着生植物で、バラやチューリップなどの
一般的なお花と違って自生種は根がむき出し状態となっています。

そのため土の中に根を張るお花と同じような量と間隔で胡蝶蘭にお水をあげると、
根が蒸れて腐って枯れてしまうんですね。

お花を育てる際には鉢の土が乾いちゃダメと一般的には言われますが、
鉢の中が乾いている方が胡蝶蘭にとっては快適な環境なんですね。

1週間から10日というのはあくまで目安で、
鉢の中が乾ききったら胡蝶蘭にお水をあげるようにしてください。

また鉢植えの場合は受け皿にお水が溜まっていても根腐れの原因となるので、
受け皿に溜まったお水もこまめに捨ててあげましょう。

冬場の水やりは1か月に1回でOK?

熱帯雨林原産の胡蝶蘭は寒さに弱いこともあって、
日本では冬場になると胡蝶蘭は休眠状態に入ります。

また冬場は空気が乾燥しているのにお洗濯物は乾きにくかったりするので、
1度水をあげると胡蝶蘭の鉢の中もなかなか乾かないんですよね。

なので冬場は胡蝶蘭にお水をあげる間隔がもっと広くなって、
3週間から1か月に1回ぐらいで大丈夫です。

ただ休眠状態とは言え、3週間から1か月に1度の水やりでは胡蝶蘭のお花や葉が
乾燥してくることもあります。

多少乾燥気味の方が胡蝶蘭にとって快適ではあるものの、
乾燥しすぎてると感じる場合には、お水をあげるんじゃなくてお花や葉の裏側に
霧吹きなどでお水を吹きかけてあげてくださいね。

胡蝶蘭を長持ちさせる置き場所

胡蝶蘭を長持ちさせるには、
とにかく暖かくて風通しの良い場所に置いてあげることも大切ですよ。

気温や湿度の急激な変化には胡蝶蘭は弱いので、置き場所を決めておき、
頻繁に移動させないようにしましょう。

胡蝶蘭は熱帯雨林原産ということで暑さには強いんですが、
直射日光に当たると葉焼けを起こしてしまいます。

ですから暖かいけれども直接日光が当たらない、
例えばレースのカーテン越しに日が当たる窓際なんかがベターとなります。

また暑さには強い胡蝶蘭も気温が高くなればなるほど枯れるのも早くなりますから、
エアコンで涼しいリビングなどに置いておくのが良かったりするんですね。

寒さには弱いので冬場もエアコンの効いたリビングが置いておくのが良いんですが、
エアコンの風が直接当たると胡蝶蘭の花弁が傷ついて枯れる原因となります。

なので暖かくて風通しは良いものの、直射日光は当たらなくて暑すぎず寒すぎず、
さらに風も直接当たらなくて乾燥しすぎない場所が胡蝶蘭には最適というわけです。

住宅で胡蝶蘭の置き場所に適しているのは玄関

住宅で胡蝶蘭の置き場所として一番適しているが「玄関」です。

玄関は適度に人が出入りするので空気が循環していて、
家の中ではもっとも温度変化が小さい場所となっています。

またお水をあげる際にも玄関なら床が濡れるといった心配をしなくて良いので、
胡蝶蘭の置き場所としては玄関が一番適しているというわけです。

ただ、玄関は温度変化が小さいと言っても
夏場と冬場には胡蝶蘭の生育には適さない温度となります。

なので、頻繫に移動させない方が良いんですが、夏場や冬場はリビング、春先や
秋口には玄関というように季節ごとに置き場所を変えると良いかもしれませんね。

胡蝶蘭の生育に適した温度・湿度

胡蝶蘭の生育に適した温度や湿度を具体的な数値で言うと
・温度・・・18~25℃
・湿度・・・60~80%
となります。

ただし温度については高いほど枯れやすくなりますから、
18~25℃が適温ではあるんですが18℃に近い方が胡蝶蘭は長持ちしやすいんですよ。

また胡蝶蘭が枯れないギリギリの温度は5℃以上32℃以下です。

冬場は地域によってはお昼でも気温が5℃を下回ることがあるでしょうし、
広い地域で夜間には気温が5℃を下回ることが多くなります。

なので冬場は胡蝶蘭をできるだけ暖かい部屋に入れておくか、
毛布をかけたり段ボールで周りを囲うなどの寒さ対策をしてあげる必要がありますね。

また最近は温暖化の影響で夏場のには室内でも32℃を超えることが多いですから、
エアコンの効いた涼しい部屋に入れておくのが長持ちさせるのには重要ですよ。

湿度については60~80%が胡蝶蘭には適していますが、
40%を下回らなければ大丈夫です。

日本では春から秋にかけては湿度が40%を下回ることはほとんどないので、
春から秋にかけては湿度に関しては特に気にしなくても良いですね。

ただ冬場は湿度が40%を下回ることもありますから、
加湿器などで湿度を調節した部屋の中に入れておきましょう。

胡蝶蘭を長持ちさせる植え替え

胡蝶蘭のお花ではなくて植物としての胡蝶蘭を長持ちさせたいなら、
植え替えも重要なポイントですよ。

ただ何でもかんでも植え替えすれば良いってわけじゃなくて
・鉢から根がはみ出している
・1つの鉢に寄せ植えしている
・2年以上同じ鉢で育てている
といった場合に植え替えをしてあげることで、
植物としての胡蝶蘭の寿命が延びて何度もキレイなお花を咲かせてくれます。

頻繁に植え替えをすると根を傷めてしまいますから、
かえって胡蝶蘭の寿命を縮めてしまうことになります。

ですから、あくまでも先に挙げたような条件を満たした場合に
植え替えをするようにしてくださいね。

胡蝶蘭の植え替えを行う場合の注意点

胡蝶蘭を植え替える際の注意点としては、
・植え込み材の種類は変えない
・素焼きの鉢に植える
・植え込み材や鉢は新品を使う
・植え替え後は1~2週間水やりをしない
などといったことです。

胡蝶蘭は着生植物なので、
土の代わりにミズゴケやバークチップといった植え込み材を使います。

現状植え込み材としてミズゴケを使っているならミズゴケ、バークチップならバークチップ
というように植え替える際に植え込み材の種類を変えないようにしましょう。

植え込み材を変えると胡蝶蘭が拒絶反応を起こして枯れてしまう恐れがありますから、
胡蝶蘭を長持ちさせたいなら絶対に植え込み材の種類は変えちゃいけません。

また胡蝶蘭を植え替える鉢は必ず新品で、
なおかつ釉薬が塗られていない素焼きのものを使わないといけませんよ。

釉薬が塗られた鉢は素焼きの鉢よりも強度は高いんですが、
通気性や通水性は劣っています。

そのため釉薬が塗られた鉢に胡蝶蘭を植え替えると、
過湿によって根腐れを起こしてしまう恐れがあるんですね。

それから以前に他の植物で使った鉢には何かしらの菌が付いている可能性があり、
菌の付いた鉢に胡蝶蘭を植えると花持ちが悪くなりますから、新品の鉢を使いましょう。

さらに、通常は植物を植え替えるとすぐにお水をたっぷりあげることもあるんですが、
胡蝶蘭は植え替え後1~2週間はお水をあげない方が根付きが良くなります。

根が汚れている場合は切り整えておく

胡蝶蘭を植え替える際に、胡蝶蘭の根が黒ずんで汚れているようなら、
その部分は切り整えておくと良いですよ。

黒ずんで汚れている根は傷んでいる可能性が高く、そのまま植え替えてしまうと、
その傷んでいる箇所から根腐れを起こしてしまう恐れがあります。

なので胡蝶蘭を植え替える際にはしっかりと根の状態をチェックして、
傷んでいる部分は切り整えておく必要があるんですね。

また植え込み材にミズゴケを使っている場合、植え替えの際に特に汚れていなければ
胡蝶蘭の根に付いているミズゴケを無理に取らなくても大丈夫です。

ミズゴケが汚れている場合は取り除き、
新品のミズゴケを水に浸して少し絞って胡蝶蘭の根に巻き付けてあげてください。

植え替えを行う時期

胡蝶蘭の植え替え時期は、
お花が咲き終わってから次のお花を咲かせる準備期間に入るまでがベターです。

胡蝶蘭のお花は大体3~5月ぐらいに咲き始め、ちゃんとお世話をしてあげると、
少なくとも1~2か月はキレイな状態を保つことができます。

なので胡蝶蘭の植え替えに適しているのは、お花が咲き終わって夏の生育期間に
入るまでの4~7月ということになるんですね。

ただしこれはあくまで胡蝶蘭が元気な状態の場合で、
根腐れを起こしていればすぐにでも植え替えをしてあげましょう。

切花の胡蝶蘭を長持ちさせる方法

胡蝶蘭は、植え込み材に着生している状態だけでなく、
根を切られた切花の状態でも他のお花よりも長く楽しむことができるんですよ。

切花の胡蝶蘭を長持ちさせる場合も、鉢植えの時と同じで
・水
・置き場所
が重要となります。

鉢植えの胡蝶蘭はお水をあげすぎないようにしないといけませんが、
切花の胡蝶蘭は毎日お水を替えてあげないといけません。

置き場所については鉢植えの場合と同じで、
・直射日光は当たらないけど暖かい
・通気性は良いけど風が直接当たらない
ところが適しています。

毎日水を替えて、茎を少しカットする

切花の胡蝶蘭を長持ちさせるポイントとして、
毎日お水を替えるとともに茎の先を少しずつカットしてあげましょう。

胡蝶蘭に限らず切花を飾る場合には、
お水を入れた花瓶や一輪挿しにお花を生けることになりますよね。

気温が高くなる夏場などに花瓶や一輪挿しにお水を入れっぱなしにしていると、
お水の中に雑菌が繁殖してしまいます。

茎の切り口から雑菌が繁殖したお水を吸い上げたり、そもそも茎の切り口が
雑菌まみれのお水に接しているだけでも、胡蝶蘭全体が枯れる原因となります。

なので毎日花瓶や一輪挿しのお水を替えてあげることで、
胡蝶蘭を枯れる原因となる雑菌から遠ざけることができるというわけです。

また茎の先を毎日少しずつカットしてあげるのも、
切り口に付いている雑菌をお水とともに吸い上げるのを防ぐとともに
切り口に付いている雑菌も切り落とすためなんですね。

茎のカットは水の中で斜めに

切花の胡蝶蘭の茎をカットする際は、
茎に対して真っすぐ横じゃなくて少し斜めにカットするようにしましょう。

茎を真っすぐ横にカットすると花瓶や一輪挿しの底に切り口全体がついてしまい、
お水を吸い上げる効率が悪くなってしまいます。

斜めにカットすれば切り口全体が花瓶などの底についてしまわず、
切り口の面積も広くなるので効率よくお水を吸い上げることができるんですね。

また、これは胡蝶蘭に限ったことじゃないですが、
切花の茎のカットは必ずお水の中で行ってください。

お水から出して茎をカットすると切り口に空気が入ってしまってスムーズにお水が
吸い上げられなくなるので、切り口から空気が入らないように茎はお水の中で
カットするってわけです。

さらに茎をカットするのに使うハサミなどは、
必ず切れ味の良いものを消毒して使ってくださいね。

切れにくいハサミなどを使うと、
切り口がつぶれてお水を吸い上げる効率が悪くなってしまいます。

ハサミなどに雑菌が付いていると茎をカットした時に切り口に雑菌が付いてしまうので、
茎をカットする際は必ずハサミなどは消毒しておきましょう。

切花用の延命剤を使う

花瓶や一輪挿しのお水に切花用の延命剤を混ぜておくことでも、
切花の胡蝶蘭を長持ちさせることができますよ。

切花用の延命剤にも様々な種類がありますが、胡蝶蘭だったら
・硝酸銀などの抗菌剤
・ブドウ糖やショ糖などの栄養剤
がおすすめですね。

ただ切花用の延命剤を利用する場合は、
花瓶や一輪挿しなどの材質にも注意が必要です。

切花用の延命剤には硝酸銀など銀の成分が含まれているものが多いんですが、
銀には真鍮や銅を変色・変質させる性質があります。

ですから真鍮や銅の花瓶などに胡蝶蘭の切花を生ける場合は延命剤は使わず、
延命剤を使うなら真鍮や銅の花瓶などは使わないようにした方が良いですね。

萎れてしまった胡蝶蘭の切花を復活させる方法

ちゃんとお世話してたつもりなのに、
思ったよりも早く切花の胡蝶蘭が萎れてしまうといったこともあると思います。

もし切花の胡蝶蘭が早く萎れてしまった場合には
・湯揚げ
・燃焼法
という手段を使うことで復活させられる可能性がありますよ。

「湯揚げ」は胡蝶蘭の茎の切り口をお湯に浸ける方法、
「燃焼法」は茎の切り口を火で炙る方法です。

湯揚げ

湯揚げの具体的なやり方ですが、
まず耐熱容器に2cmほどの深さになるように60℃以上に熱したお湯を入れておきます。

次に胡蝶蘭の切花の茎を1cmほどカットして、その切り口を耐熱容器に入れたお湯に浸します。

大体5~10分ぐらい浸しておくんですが、切り口をお湯に浸している間に
胡蝶蘭のお花や葉に湯気が当たらないように注意してくださいね。

湯気は当たらないけど熱がお花や葉がダメになりそうと思うんだったら、
事前にお花や葉を新聞紙などで包んでおいてあげると良いですよ。

茎の切り口をお湯に浸して5~10分経ったら、
お湯から冷たい水に移して半日から1日置いておけばOKです。

お湯に茎の切り口を浸すことで、
茎の中のお水を吸い上げる管に入っている空気が押し出されます。

また熱によって切り口の除菌もできるので、
萎れてしまった胡蝶蘭の切花が復活する可能性があるんですね。

燃焼法

燃焼法の具体的なやり方ですが、まず胡蝶蘭の切花の茎を水の中でカットします。

次に胡蝶蘭の茎以外のお花や葉の部分を新聞紙などで包み、
茎の先端2cmほどをライターなどの火で炙ります。

茎の先端が黒く炭のようになるまで炙ったら、冷たいお水に茎を入れて数時間置いた後、
炭になった部分をカットしてキレイなお水に入れてあげればOKです。

炙って炭のようになった部分が活性炭フィルターのような役割を果たして吸い上げる
お水を浄化、さらに火で炙ることで除菌もできるんですね。

花を咲き終えた胡蝶蘭に2番花を咲かせるには

プレゼントなどで頂いた胡蝶蘭は、一度お花が萎れても、
ちゃんとお手入れを続けてあげることで2番花を咲かせてくれます。

胡蝶蘭が2番花を咲かせてくれるためには、
萎れ切ってしまう前に最初のお花を摘んでしまわないといけません。

最初のお花が萎れ切るまで待っていると、お花を維持するのにパワーを使ってしまい、
胡蝶蘭に2番花を咲かせる力が残らないんですね。

なので最初のお花が萎れ切る前に摘んでしまうことで、
胡蝶蘭に2番花を咲かせるパワーを残しておいてあげるわけです。

最初のお花が萎れ始めたら、根元から3~4節目の少し上辺りで花茎を
カットしておくことで、半年後ぐらいに2番花を咲かせてくれる可能性があります。

2番花が萎れ始めたら今度は根元から4~5cmだけ残して花茎をカットしておくと、
翌年の春にもまたお花を咲かせてくれるかもしれませんよ。

胡蝶蘭は2番花を咲かせるとパワーを使い切ってしまって、
翌年にはお花を咲かせてくれないことがほとんどです。

しかし早めにお花を摘んでパワーを残しておいてあげることで、
2番花を咲かせた上に翌年にもお花を咲かせてくれる可能性があるんですね。

胡蝶蘭を育てるのに肥料はあげなくても良いの?

胡蝶蘭は熱帯雨林原産でなおかつ他の樹木に着生するということもあって、
生育にそれほど栄養分を必要としないんですね。

なので胡蝶蘭をお世話する際には、一切肥料をあげる必要はありません。

ただ胡蝶蘭の株を大きくしたいとか数多くのお花が咲くようにしたいというのであれば、
ごく少量の肥料を胡蝶蘭の生育期間に与えてあげると良いですよ。

胡蝶蘭の生育期間はお花が咲き終わってから夏にかけてなので、
肥料をあげるのは5~9月の間となります。

液体肥料を3000~5000倍ぐらいに薄めて、
5~9月の間2週間に1度与えてあげましょう。

肥料の濃度が濃かったり量が多いとかえって胡蝶蘭に良くない影響を及ぼすので、
肥料を与えるにしてもごく少量ですよ。

胡蝶蘭のラッピングはできるだけ早く外す

プレゼントなどで胡蝶蘭を頂くと、お花に保護剤が巻かれていたり、
胡蝶蘭全体にラッピングが施されていることってありますよね。

こうした保護材やラッピングはできるだけ早く外しておいてあげることで、
多少は胡蝶蘭を長持ちさせることに繋がります。

保護材やラッピングを被せていると蒸れてしまい、
過湿となって胡蝶蘭が根腐れしてしまう恐れがあります。

また保護材やラッピング材と胡蝶蘭の花弁が擦れることで花弁が傷つき、
花持ちが悪くなってしまうんですね。

ちなみに花弁同士が擦れることでも傷が付く可能性があるので、風通しは良いけど
風が直接当たらないところが胡蝶蘭の置き場所として適しているわけです。

まとめ

胡蝶蘭のお花はかなり繊細ではあるんですが、元々花持ちが良いので、
特にお手入れをしなくても1か月ぐらいはお花を楽しめます。

水やりや置き場所などに気を付けてお手入れしてあげると、
お花を2~3か月保たせることもできますよ。

またちゃんとお世話してあげると2番花も咲かせてくれますし、
翌年にもまたお花を咲かせてくれる可能性もあります。

胡蝶蘭のお花を咲かせるにはお世話に少し手間がかかりますが、
その分お花を咲かせてくれた時の喜びも大きいんですよね。

なのでプレゼントなどで胡蝶蘭を頂いたら、長持ちさせるだけじゃなくて、
翌年にもお花が咲くようにお世話してあげてください。

 

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